施術内容
泰久堂接骨院では、患者様の症状と痛みの原因により、いくつかの療法を併用、または使い分けて治療を行います。主な治療方法は、物理療法・手技療法・固定療法の3つです。
物理療法
炎症メディエーターの放出抑制、脊髄レベルの痛み刺激の伝達調整、神経伝達性の変化、エンドルフィン値の上昇など直接的に疼痛を緩和させる。
電気療法
脊髄と上位中枢のオピオイドペプチドの放出を刺激し疼痛を抑制すると考えられている。
温熱療法
寒冷療法
代謝を低下させ、セロトニン、ヒスタミン、サブスタンスP、プロスタグランジンなどの炎症メディエーターの産生と放出を抑制し疼痛を制御するので、急性の炎症性痛を直接的に軽減でき、間接的にも浮腫、虚血を制御し疼痛を軽減できる。これらの短期的作用により組織の修復と回復を行う。
温熱療法
疼痛に対する閾値を上昇させることで、直接、疼痛の緩和をもたらす。また、コラーゲン繊維の伸展性向上や筋の鎮痙作用により、筋や関節の痛みを軽減させる。
手技療法
手による刺激には鎮痛効果があるが、機械的刺激により局所の循環が改善され炎症メディエーターが除去させる。
筋膜リリース
全身の膜組織を対象として、単なる膜の伸張ではなく、膜のねじれをリリース(解きほぐす)し、筋・筋膜のバランスを整える手技です。
運動療法
慢性疼痛の症例では廃用性障害による身体機能不全を伴っていることが多い。関節可動域の回復や姿勢の改善には運動器の疼痛を軽減させる効果が期待できる。また局所の血行改善効果、内因性発痛物質の排除、局所の浮腫や虚血改善、鎮痛効果をもたらすと言われている。
固定療法
テーピング、包帯、ギプス、プライトン、レナサームなど必要に応じて使用します。